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思い立ったが両国。 [プロレス]

昨日の話になりますが、両国まで新日本プロレスを観に行ってきました。
しゃけがプロレスを観に行くのは特に珍しいことではないんですが、当日、しかも
開催の数時間前というレベルで当日券を買って観よう、という気になったのは
今回が初めてでした。
ryogoku0214.jpg
普段であれば試合がどうとか、進行がどうとかいう感想を書き連ねるところですが
今回はちょっと違って、なぜ急に当日プロレスを観に行く気になったのか?という
話を書いてみようと思います。
なので、プロレスに興味がない方も読んでいただけるとこれ幸い。
特に、何かしらのイベントを仕掛ける側の方にも。

当然ながら、この02/14(プロレス的には2.14ですね)に両国で興行があることは
前々から知っていたんですが、観に行こうという気はありませんでした。
翌週には当日のメイン試合がTVで放送されるし、なによりこの日の興行、ほとんどの
試合には何もテーマがない、いわゆる「ヒキの弱いカード」ばかりだったというのが
その理由です。
なのでこの日はぼんやりとにぼしでもかじりながら家で過ごすか・・・と思いながら
Twitterのタイムラインを眺めていました。

そのTwitter、しばらく前から有名人や企業の間で急速に普及していますが、実は
プロレス業界も例外ではありません。
その中でも最近ファンの間で注目を集めているのが、新日本プロレスのアカウント
いわゆるメジャー団体がこうしたサービスに手を出した、ということだけでも
話題なんですが、更に他団体であるDDTプロレスリングの大社長とTwitter上で
緩い抗争を繰り広げてしまったことから、ますます人気に。
(お互いの関連施設に無断でポスターやら写真やらを貼り付ける、互いのつぶやきに
茶々を入れる、果ては相手の関係者との禁断の密会をスクープされるなど)
しゃけも双方をフォローしてその抗争劇を見守っていたんですが、その新日本が
昼頃になってこんなつぶやきをポストしました。

11時50分からustreamのテスト配信を両国から行なうガオ。
あくまでもテストなんで期待半分で見てガオ。うまくいけたらいろいろ面白いことを
やっていくガオ! #njism10


USTREAMというのはiPhone等から手軽にユーザーが動画の生中継を行える、という
サービスです。中継はリアルタイムで試聴することができます。
へえ面白いコトやってんな、と思いながらその中継を眺めてみました。

流れてくる映像は会場設営の様子やマイクテストなど、決して内容があるものでは
ありません。
選手が出てくるとか、試合の様子が流れるとか、そういうのも一切なし。
淡々と、スタッフ以外に誰もいない両国国技館の様子が映されています。
面白い映像かと言われると、YESとも答えづらい。
でも。
このリングと椅子しかない空間に、あと数時間すると何千という人が集まるのか。
何千という人たちが、あのリングで戦うレスラーに声援を送るのか。
ここに大音量のテーマ曲や照明、スモークが展開されるのか。
そう考えてみたら、なんとなく現地の様子が気になり始めました。
元々注目度の高くない今回、当日券はおそらく入手可能。
今から支度すれば、開場時間の16時までにはなんとか間に合う。
どうせ日がな一日ぼんやりしてるくらいなら、ちょっと観に行ってみるか。

そして数時間後。
無事、2階指定席の当日券を購入して両国国技館の前に立つことに。
上の写真はその旨をTwitterでポストした時のものです。
新日本プロレスの中の人にRTされるというオマケまでつきました。

イベントで人を呼ぶには、わかりやすい目玉があることが重要です。
そして、そのイベントを宣伝すること。これも大事。
(成功させるための下準備とかは当然のこととして)
とはいえこのご時世、それらを大々的にやるのは金銭的に難しい。
でも今回、しゃけが突然「これからプロレス観に行こう」と思った直接のきっかけは
TwitterとUSTREAMという、大がかりな仕掛けや投資も必要ない2つのサービスでした。
あー自分もあの場に行ってみたい、あの雰囲気を直に味わいたい、そう思わせるのも
人を呼ぶための要素として重要なんだなあ、と改めて思った次第です。

いろいろと配慮しないといけない点はあるけど、OFF会やヘッドホンイベントでも
こうした試みは面白そうですね。
ちょっとだけ、自分でも試してみたくなりました。
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