祭、大入。【春のヘッドフォン祭2010】 [ヘッドホン]
本日開催された『春のヘッドフォン祭2010』。
女性限定でイヤホンのプレゼント、という企画が呼び水となったのか、はたまた
イベント自体の認知度が上がったのか、会場にいても明らかに過去最高の入場者数を
記録したことがわかるほど、最初から最後まで大変な混雑でした。
後ほど公式発表があるかと思いますが、前回が1000人前後ということだったので
今回は少なくとも1500人は集まったんじゃないでしょうか。
そんな中、iPhone片手にうろうろしながらあっちを見たりこっちを聴いたり。
さすがに今回の祭は出展ブースが50ヶ所もあるので、とても全ては回れません。
感想はしゃけが個人的に気になったブースばかりとなりますが、予めご了承下さい。
■開場前
前もって公開された出展配置マップで「今回はロビーも展示でいっぱい」ということが
判明していましたが、開場15分前に到着してみるとエレベーター前で人々が右往左往。
この時点で女性の方がかなりいらしてました。やっぱ効果あるなプレゼント。
結局、5分ほど前倒しでスタート。今回は一応開始の合図がありましたw
■タイムロード
イベント直前に発表されたヘッドホンアンプ、『Chordette Toucan』。
小さいながら通常のRCA以外にも、XLR入力端子やUSB入力端子を備えています。
音の方は中域の目立つ感じで、ヴォーカルのはっきりした鳴り。
クロスフィードについてはそれほど強く効かせてはいないようです。
先に発売されている小型DAC『Gem』と合わせたデザインや質感はいいと思いますが、
価格が12万円近くと、こちらはちょっと釣り合いが取れていないような。
この価格帯は結構ライバルも多いので、ちょっと厳しいかなあ。
ちなみに、試聴用に置かれていたヘッドホンがこちらも直前発表のedition8 Limited。
全世界888セット限定販売、とのことですが・・・もうそういうの、やめません?
今後もeditionシリーズが続くのであれば、まったくプラスにならないと思うんですが。
■インターシティ
こちらはイベント当日に出展が判明したDAC内蔵ヘッドホンアンプ『DASH1』。
筐体およびアンプ部はHD-1Lの流用です(試作機なので外観は変わる可能性あり)。
電源ボタン横のトグルスイッチで入力のデジタル/アナログを切替。
(デジタル入力の同軸・光・USBは自動判別だそうです)
試聴に際しては、CDプレイヤーから同軸とアナログで入力し、デジ/アナを随時
切替えて聴いてみる、ということをしてみました。
確かにデジタル入力時は若干、音の分離感が良くなるようです。
・・・ただ、そこまで大きな差があるかというと、うーん。
また、試作機ということでまだアンプ等のエージングが進んでいないのか、自分が
記憶しているHD-1Lの音に比べて繊細さに欠けるような印象。
気になったので価格はどれくらいになるのかを聞いてみると、
「(ベースモデルの)HD-1Lに3万ほど上乗せした程度」
とのことでした。
つまり、単純に考えれば3万円クラスのDACが載っているということになります。
これ、どうですかね?はたしてHD-1Lあたりのヘッドホンアンプを買おうという人が
3万円クラスのDACを導入しようと思うかなあ?と。
ベースモデル自体の性能が高いので、それに見合う付加価値となると結構大変かも。
なお、以前フジヤブログで突如姿を現した『MBA-1S Signature Model』について
確認したところ、実はアレ「普通のMBA-1Sのことです」という答えが。
『MBA-1S』のSとは「Signature」のSだそうで。シルバーのSじゃないのね。
(フジヤブログの問い合わせに対する回答は『MBA-1』からの変更点でした)
しゃけのように「やべえウチのMBA-1S、アップグレードするべきか?」なんて心配を
していた方はどうぞご安心を。いないか。
■ベイヤー(ティアック)
特に大きな発表会のない今回、一番の目玉といえばこの『T50p』だと思います。
実際、閉会までいつ見ても行列が絶えない状況でした。
(しゃけも聴けるまで20分ほど並んでました)
フジヤの煽りV(動画のことです)でも前もって触れられていましたが、いわゆる
耳乗せ型の密閉型ヘッドホンになります。
この手のヘッドホンにしては珍しく、側圧がかなり緩くなっています。
長時間の装着を考慮しての設定かも知れません。
音の方はまあベイヤーらしい高域の荒さ。
ただ、まだ鳴らし足りていないのか突き刺さるような鋭さはありませんでした。
もう一つ、ベイヤーで期待されるのは低域なんですが、こちらについては今のところ
あまり主張がないというか、はっきり言えば物足りない状態。
側圧が緩いため、音が逃げてしまっているような感じです。
(音を出していても、周りの話し声などが聞こえてくるくらいだったので)
確かに側圧があまり強いと長時間の装着は厳しいですが、これはもう少しキツめでも
いいんじゃないかなあと思いました。
側圧が強いのを広げることは簡単ですが、その逆はなかなか難しいので。
そういえば、このベイヤーブースではオリジナルのテスト用CDを配布していました。
こういう心遣いはありがたいものです。中身は全5曲、22分のチルアウト。
が、残念ながらこのCD、ウチの環境では2曲目の02:50あたりでリードエラーのような
音飛びが発生してしまいました。
たまたまハズレを引いてしまったんでしょうか・・・。
■フォステクス
ポータブルヘッドホンアンプ界に衝撃をもたらした、iPod一体型PHPAと分離型PHPA。
ワディア『iTransport』やオンキヨー『ND-S1』のように、iPodから直接デジタルで
信号を取り出すことをポータブル環境でやってしまおう、という製品です。
今回はまだモックアップ展示という段階で、当然音など出ないただの箱状態でしたが
これもまたかなりの注目を浴びていた一品です。
実はこの製品アイデア、3月に行われた『PCオーディオ展』でフォステクスの方が
「こんな製品を考えているんですが、どうですかね?」
という感じで当時の参加者の意見を吸い上げていたものでした。
当然その時もああでもない、こうでもないという意見が次々と飛び交っていましたが、
まさかこんなに早く形となって現れるとは・・・。
(なんでも「5日で作り上げた」とか)
まずパッと見て驚くのは、やはりその大きさです。
しゃけも写真を撮りながら「ポータブルではないよね」なんて書いてしまいましたが、
中の人曰く、これはあくまで「最大でこれくらいのサイズになりますよ」ということを
示すためのモックアップだそうです。
当然ながら今後、製品化に向けて設計やパーツ選定等を詰めていくことでサイズを
小さくしていく予定とのことですので、期待したいと思います。
「最初に小さいのを見せて、後で『大きくなっちゃいました』は嫌ですよね」
とは、これも中の人の言葉。仰る通り。
一体型と分離型の2種類があるのは、特にバリエーション展開を考えてのことではなく
Appleの認証を取得するための方策という意味もあるそうです。
iPodからデジタル信号を取り出すには、Apple製のチップを搭載する必要がありますが
その認証を取得するためには審査が必要となります。
今回の製品はiPhoneにも対応するので、特にそちらが大変なようで・・・。
(音楽プレイヤーと携帯電話、どちらの機能にも悪影響があってはならないので)
ということなので、今回のモックアップを見て「えっ」と思われた方、どうか今後も
フォステクスおよびこの製品の動きに注目してみて下さい。
このメーカー、結構驚くようなコトをサラッとしてくるので。
・・・Twitterでああ書いた手前、この件に関してはちょっと責任を感じてたり(^^;)。
上記のiPod用PHPAとは直接的な関係はありませんが、こんなものもありました。
これは「よくわからないんですけど」(ブース担当者談)、エンジニアの方が突然
置いていったというポータブルアンプの試作機?3種類です。ケースはHDD用を流用。
この3種、何人かの方に聴かせて感想を聞いていたようですが、このアンプがそのまま
上記iPod用PHPAに搭載されるという訳ではないそうで、おそらくはユーザーの傾向を
確かめるためのものだったんじゃないかなー、と。
しゃけもそれぞれ聴いてみましたが、慣れていないイヤホンだったこともあってあまり
その違いが明確にわからなかったり・・・。
ただ、どれもノリの良いメリハリがはっきりした音作りだったので、今後の製品にも
そうした音傾向が出てくるのかも知れません。
フォステクスは自社ブランドとしてはヘッドホンビジネスへの参入が後発ということも
あってか、他のメーカーに比べてもかなりユーザーからの意見を吸い上げています。
これは今回、会場で直接やり取りした方ならよくおわかりになるかと。
そして、自分の知る限りそうした意見を「参考にさせていただいて」なんて社交辞令で
終わらせるようなメーカーではないと思いますので、いろんな意見をぶつけてみては
いかがでしょうか。
あ、ただあまり厳しいことを言うと苦笑いされるかも。しゃけみたいに。
■フィリップス
特に目立った新製品のないフィリップスでしたが、こんな張り紙が。
どうしてもこのヘッドフォン祭では「本邦初公開」「発売間近」というような製品が
注目を集めがちですが、こういった形で既存製品を展開するのもアリですよね。
■Skullcandy
自分も含め、ヘッドフォン祭のようなイベントに参加する人々の大半はおそらく
「音質」を最重視して試聴なり購入検討なりを行っていると思います。
となると、その視界から外れがちなのがこのスカルキャンディではないでしょうか。
でも今回、しゃけの心をガッチリ捉えて放さなかったのはこの製品でした。
Skullcrusher。直訳すると「頭蓋骨破壊者」。うわあなんかすげえ名前。
一見、プラスチッキーで安っぽいヘッドホンに見えますがこの製品、ケーブルの途中に
単3乾電池が入るケース(電源スイッチとボリュームつき)がくっついています。
最初「ノイズキャンセル機かな?」と思ったんですが、実はこの電池、低音を増強して
ハウジングを振動させるためのものでした。つまりバイブレーション機能搭載。
更に思い切りのいいことに、電源を切ると音が出ません。なんという一点突破。
ちょっと昔、パナソニックからこうした振動機能つきのヘッドホンが出ていましたが、
まさにあんな感じ。
音はお世辞にも高音質とは言えませんが、高音質・高級素材を売り文句にする製品が
そこかしこに溢れる中、「どうよこれすっげー振動くるぜ?面白くね?」的な製品が
あるというのがまたイイ。
「ダライアス」とか「ニンジャウォーリアーズ」「ボディソニック」という単語に
反応した方は是非どこかで試してみて下さいw
折りたたみ時には、ヘッドバンドが水平に折れ曲がります。これで更にコンパクトに。
しゃけは知らなかったんですが、Twitterで「パイオニアSE-MJ7NCも同じ機構」だと
教えていただきました。
こんなギミックも、いわゆる高級機ではまずやろうとしないでしょ。
意外なネタとしてはこのスカルキャンディ、イヤホンの一部機種にコンプライチップを
標準添付していました。
ロープライス品で展開するメーカーにしてはかなり頑張っているようです。
あとはブース担当の方の「うわ俺すっげえアウェーな所いるわ」的な落ち着きのなさが
ちょっと面白かったり。
全然いつもとは客層が違っただろうしなあ。
■v-moda(フォーカル)
ロビーの一番奥、机の端の方になにやらキラキラと輝くヘッドホンが。
『crossfade LP』という名称らしいんですが、参考出品ということで詳細不明。
なんだか西洋の甲冑を彷彿とさせるハウジングデザイン。もしくはロビンマスク。
どうやらプラメッキではなくちゃんと金属を使っているようで、結構重さがあります。
イヤパッドは完全に耳を覆うサイズで、パッド表面はかなり柔らかいレザー地。
オーテクSX1にかなり近い装着感です。
音の方は低域を強調した、かなりメリハリを効かせた鳴り。
詳細はまだ全然わかっていないようで、価格もおそらく3万円台ではないか、
ブースの写真にあったようなカラーバリエーションはもしかしたらあるかも、
というくらいに不確定要素ありまくりですが、これもちょっと気になる一品。
■ささきさんブース
こちらもいろんなアイテムが並んでいたんですが、試聴したのはこれ。
Hifimanの平面ドライバー採用ヘッドホン、HE-5LEです。
見てくれの古めかしさと”あの”HM-801の印象とで、音の方もローファイなのかな、と
勝手に想像していたんですが、まったく逆でキレのいいスピード感ある音でした。
特にアコースティックギターのカッティングなんか、尚更ビタッと決まるような。
ところで、試聴用プレイヤーとして活躍していたMacbookにはいろんなジャンルの曲が
入っていたんですが(ささきさんご本人が普段聴かれる曲だそうで)、はたして今回
大槻ケンヂ率いる『特撮』の曲を試聴曲に選んだ人はヲレ以外にもいたんだろうか。
(コンプひどすぎて音が割れまくりでしたが)
■zionote
JAVS、SOtMといったPCオーディオ用のDACを中心に展示していましたが、ユニークさで
目を引いたのはその送り出し側であるPCの中身でした。
ちょっと写真がわかりづらいんですが、なんとコレ、オーディオ専用に作られたという
USBボードです。
確かに通常のオーディオで言えばここはインレットであり、電源コンセントでもある
部分なのですが(出力段でもあるのかな?)・・・そういう発想があったか。
更にその手前、丸いのが3×3で並んでいるのはHDD用電源フィルタ基板。
HDD由来のノイズをカットすることができるんだそうで、これはSSD用もありました。
これらUSBボード、HDD(SDD)用電源フィルタは単品販売も検討しているそうなので、
中の人曰く「お安めに」自分のPCに組み込むことも可能です。
ただ、どうしてもPCケースにある程度の空間が必要となるのでその辺はご注意を。
■その他
冒頭にも書いた通り、女性の参加者が以前にも増して多かったように思います。
また、お子さん連れの方も結構いらしたようです。
東京から遠い所にお住まいの方も、数え切れないくらい参加されていました。
気がつけばヘッドフォン祭も今年で3年目。
これまでの実績に加えて今回はラジオやフリーペーパーといった媒体での事前PRも
効果があったようで、本当に驚くくらいの参加者数でした。
少し前まで「一部のマニアの集まり」だったものが本当に「祭」になったような、
そんな気もします。
ほんの3年半前は、20人いるかいないかで始まったイベントだったのにね。
会場でお会いできなかった方、またお会いしたもののまともにご挨拶できなかった方、
大変失礼致しました。
次の機会もあるかと思いますが(あるよね?)、その際にはまた改めて。
しかし次はいったいどうなっちゃうんですかね?もう1フロアじゃ足りないッスよ?
なんてことをまたフジヤ店長氏に訊ねてみたところ、やっぱりニヤリと笑ってました。
とりあえずは勝手に期待しつつ、新しい情報を待つことにしましょうか。
最後となりましたが、主催であるフジヤエービックを始め出展者の方々、日本どころか
世界中から集まった参加者の方々、それからTwitterで祭に参加された方々。
皆様、大変お疲れ様でした。
そして、ありがとうございました。
女性限定でイヤホンのプレゼント、という企画が呼び水となったのか、はたまた
イベント自体の認知度が上がったのか、会場にいても明らかに過去最高の入場者数を
記録したことがわかるほど、最初から最後まで大変な混雑でした。
後ほど公式発表があるかと思いますが、前回が1000人前後ということだったので
今回は少なくとも1500人は集まったんじゃないでしょうか。
そんな中、iPhone片手にうろうろしながらあっちを見たりこっちを聴いたり。
さすがに今回の祭は出展ブースが50ヶ所もあるので、とても全ては回れません。
感想はしゃけが個人的に気になったブースばかりとなりますが、予めご了承下さい。
■開場前
前もって公開された出展配置マップで「今回はロビーも展示でいっぱい」ということが
判明していましたが、開場15分前に到着してみるとエレベーター前で人々が右往左往。
この時点で女性の方がかなりいらしてました。やっぱ効果あるなプレゼント。
結局、5分ほど前倒しでスタート。今回は一応開始の合図がありましたw
■タイムロード
イベント直前に発表されたヘッドホンアンプ、『Chordette Toucan』。
小さいながら通常のRCA以外にも、XLR入力端子やUSB入力端子を備えています。
音の方は中域の目立つ感じで、ヴォーカルのはっきりした鳴り。
クロスフィードについてはそれほど強く効かせてはいないようです。
先に発売されている小型DAC『Gem』と合わせたデザインや質感はいいと思いますが、
価格が12万円近くと、こちらはちょっと釣り合いが取れていないような。
この価格帯は結構ライバルも多いので、ちょっと厳しいかなあ。
ちなみに、試聴用に置かれていたヘッドホンがこちらも直前発表のedition8 Limited。
全世界888セット限定販売、とのことですが・・・もうそういうの、やめません?
今後もeditionシリーズが続くのであれば、まったくプラスにならないと思うんですが。
■インターシティ
こちらはイベント当日に出展が判明したDAC内蔵ヘッドホンアンプ『DASH1』。
筐体およびアンプ部はHD-1Lの流用です(試作機なので外観は変わる可能性あり)。
電源ボタン横のトグルスイッチで入力のデジタル/アナログを切替。
(デジタル入力の同軸・光・USBは自動判別だそうです)
試聴に際しては、CDプレイヤーから同軸とアナログで入力し、デジ/アナを随時
切替えて聴いてみる、ということをしてみました。
確かにデジタル入力時は若干、音の分離感が良くなるようです。
・・・ただ、そこまで大きな差があるかというと、うーん。
また、試作機ということでまだアンプ等のエージングが進んでいないのか、自分が
記憶しているHD-1Lの音に比べて繊細さに欠けるような印象。
気になったので価格はどれくらいになるのかを聞いてみると、
「(ベースモデルの)HD-1Lに3万ほど上乗せした程度」
とのことでした。
つまり、単純に考えれば3万円クラスのDACが載っているということになります。
これ、どうですかね?はたしてHD-1Lあたりのヘッドホンアンプを買おうという人が
3万円クラスのDACを導入しようと思うかなあ?と。
ベースモデル自体の性能が高いので、それに見合う付加価値となると結構大変かも。
なお、以前フジヤブログで突如姿を現した『MBA-1S Signature Model』について
確認したところ、実はアレ「普通のMBA-1Sのことです」という答えが。
『MBA-1S』のSとは「Signature」のSだそうで。シルバーのSじゃないのね。
(フジヤブログの問い合わせに対する回答は『MBA-1』からの変更点でした)
しゃけのように「やべえウチのMBA-1S、アップグレードするべきか?」なんて心配を
していた方はどうぞご安心を。いないか。
■ベイヤー(ティアック)
特に大きな発表会のない今回、一番の目玉といえばこの『T50p』だと思います。
実際、閉会までいつ見ても行列が絶えない状況でした。
(しゃけも聴けるまで20分ほど並んでました)
フジヤの煽りV(動画のことです)でも前もって触れられていましたが、いわゆる
耳乗せ型の密閉型ヘッドホンになります。
この手のヘッドホンにしては珍しく、側圧がかなり緩くなっています。
長時間の装着を考慮しての設定かも知れません。
音の方はまあベイヤーらしい高域の荒さ。
ただ、まだ鳴らし足りていないのか突き刺さるような鋭さはありませんでした。
もう一つ、ベイヤーで期待されるのは低域なんですが、こちらについては今のところ
あまり主張がないというか、はっきり言えば物足りない状態。
側圧が緩いため、音が逃げてしまっているような感じです。
(音を出していても、周りの話し声などが聞こえてくるくらいだったので)
確かに側圧があまり強いと長時間の装着は厳しいですが、これはもう少しキツめでも
いいんじゃないかなあと思いました。
側圧が強いのを広げることは簡単ですが、その逆はなかなか難しいので。
そういえば、このベイヤーブースではオリジナルのテスト用CDを配布していました。
こういう心遣いはありがたいものです。中身は全5曲、22分のチルアウト。
が、残念ながらこのCD、ウチの環境では2曲目の02:50あたりでリードエラーのような
音飛びが発生してしまいました。
たまたまハズレを引いてしまったんでしょうか・・・。
■フォステクス
ポータブルヘッドホンアンプ界に衝撃をもたらした、iPod一体型PHPAと分離型PHPA。
ワディア『iTransport』やオンキヨー『ND-S1』のように、iPodから直接デジタルで
信号を取り出すことをポータブル環境でやってしまおう、という製品です。
今回はまだモックアップ展示という段階で、当然音など出ないただの箱状態でしたが
これもまたかなりの注目を浴びていた一品です。
実はこの製品アイデア、3月に行われた『PCオーディオ展』でフォステクスの方が
「こんな製品を考えているんですが、どうですかね?」
という感じで当時の参加者の意見を吸い上げていたものでした。
当然その時もああでもない、こうでもないという意見が次々と飛び交っていましたが、
まさかこんなに早く形となって現れるとは・・・。
(なんでも「5日で作り上げた」とか)
まずパッと見て驚くのは、やはりその大きさです。
しゃけも写真を撮りながら「ポータブルではないよね」なんて書いてしまいましたが、
中の人曰く、これはあくまで「最大でこれくらいのサイズになりますよ」ということを
示すためのモックアップだそうです。
当然ながら今後、製品化に向けて設計やパーツ選定等を詰めていくことでサイズを
小さくしていく予定とのことですので、期待したいと思います。
「最初に小さいのを見せて、後で『大きくなっちゃいました』は嫌ですよね」
とは、これも中の人の言葉。仰る通り。
一体型と分離型の2種類があるのは、特にバリエーション展開を考えてのことではなく
Appleの認証を取得するための方策という意味もあるそうです。
iPodからデジタル信号を取り出すには、Apple製のチップを搭載する必要がありますが
その認証を取得するためには審査が必要となります。
今回の製品はiPhoneにも対応するので、特にそちらが大変なようで・・・。
(音楽プレイヤーと携帯電話、どちらの機能にも悪影響があってはならないので)
ということなので、今回のモックアップを見て「えっ」と思われた方、どうか今後も
フォステクスおよびこの製品の動きに注目してみて下さい。
このメーカー、結構驚くようなコトをサラッとしてくるので。
・・・Twitterでああ書いた手前、この件に関してはちょっと責任を感じてたり(^^;)。
上記のiPod用PHPAとは直接的な関係はありませんが、こんなものもありました。
これは「よくわからないんですけど」(ブース担当者談)、エンジニアの方が突然
置いていったというポータブルアンプの試作機?3種類です。ケースはHDD用を流用。
この3種、何人かの方に聴かせて感想を聞いていたようですが、このアンプがそのまま
上記iPod用PHPAに搭載されるという訳ではないそうで、おそらくはユーザーの傾向を
確かめるためのものだったんじゃないかなー、と。
しゃけもそれぞれ聴いてみましたが、慣れていないイヤホンだったこともあってあまり
その違いが明確にわからなかったり・・・。
ただ、どれもノリの良いメリハリがはっきりした音作りだったので、今後の製品にも
そうした音傾向が出てくるのかも知れません。
フォステクスは自社ブランドとしてはヘッドホンビジネスへの参入が後発ということも
あってか、他のメーカーに比べてもかなりユーザーからの意見を吸い上げています。
これは今回、会場で直接やり取りした方ならよくおわかりになるかと。
そして、自分の知る限りそうした意見を「参考にさせていただいて」なんて社交辞令で
終わらせるようなメーカーではないと思いますので、いろんな意見をぶつけてみては
いかがでしょうか。
あ、ただあまり厳しいことを言うと苦笑いされるかも。しゃけみたいに。
■フィリップス
特に目立った新製品のないフィリップスでしたが、こんな張り紙が。
どうしてもこのヘッドフォン祭では「本邦初公開」「発売間近」というような製品が
注目を集めがちですが、こういった形で既存製品を展開するのもアリですよね。
■Skullcandy
自分も含め、ヘッドフォン祭のようなイベントに参加する人々の大半はおそらく
「音質」を最重視して試聴なり購入検討なりを行っていると思います。
となると、その視界から外れがちなのがこのスカルキャンディではないでしょうか。
でも今回、しゃけの心をガッチリ捉えて放さなかったのはこの製品でした。
Skullcrusher。直訳すると「頭蓋骨破壊者」。うわあなんかすげえ名前。
一見、プラスチッキーで安っぽいヘッドホンに見えますがこの製品、ケーブルの途中に
単3乾電池が入るケース(電源スイッチとボリュームつき)がくっついています。
最初「ノイズキャンセル機かな?」と思ったんですが、実はこの電池、低音を増強して
ハウジングを振動させるためのものでした。つまりバイブレーション機能搭載。
更に思い切りのいいことに、電源を切ると音が出ません。なんという一点突破。
ちょっと昔、パナソニックからこうした振動機能つきのヘッドホンが出ていましたが、
まさにあんな感じ。
音はお世辞にも高音質とは言えませんが、高音質・高級素材を売り文句にする製品が
そこかしこに溢れる中、「どうよこれすっげー振動くるぜ?面白くね?」的な製品が
あるというのがまたイイ。
「ダライアス」とか「ニンジャウォーリアーズ」「ボディソニック」という単語に
反応した方は是非どこかで試してみて下さいw
折りたたみ時には、ヘッドバンドが水平に折れ曲がります。これで更にコンパクトに。
しゃけは知らなかったんですが、Twitterで「パイオニアSE-MJ7NCも同じ機構」だと
教えていただきました。
こんなギミックも、いわゆる高級機ではまずやろうとしないでしょ。
意外なネタとしてはこのスカルキャンディ、イヤホンの一部機種にコンプライチップを
標準添付していました。
ロープライス品で展開するメーカーにしてはかなり頑張っているようです。
あとはブース担当の方の「うわ俺すっげえアウェーな所いるわ」的な落ち着きのなさが
ちょっと面白かったり。
全然いつもとは客層が違っただろうしなあ。
■v-moda(フォーカル)
ロビーの一番奥、机の端の方になにやらキラキラと輝くヘッドホンが。
『crossfade LP』という名称らしいんですが、参考出品ということで詳細不明。
なんだか西洋の甲冑を彷彿とさせるハウジングデザイン。もしくはロビンマスク。
どうやらプラメッキではなくちゃんと金属を使っているようで、結構重さがあります。
イヤパッドは完全に耳を覆うサイズで、パッド表面はかなり柔らかいレザー地。
オーテクSX1にかなり近い装着感です。
音の方は低域を強調した、かなりメリハリを効かせた鳴り。
詳細はまだ全然わかっていないようで、価格もおそらく3万円台ではないか、
ブースの写真にあったようなカラーバリエーションはもしかしたらあるかも、
というくらいに不確定要素ありまくりですが、これもちょっと気になる一品。
■ささきさんブース
こちらもいろんなアイテムが並んでいたんですが、試聴したのはこれ。
Hifimanの平面ドライバー採用ヘッドホン、HE-5LEです。
見てくれの古めかしさと”あの”HM-801の印象とで、音の方もローファイなのかな、と
勝手に想像していたんですが、まったく逆でキレのいいスピード感ある音でした。
特にアコースティックギターのカッティングなんか、尚更ビタッと決まるような。
ところで、試聴用プレイヤーとして活躍していたMacbookにはいろんなジャンルの曲が
入っていたんですが(ささきさんご本人が普段聴かれる曲だそうで)、はたして今回
大槻ケンヂ率いる『特撮』の曲を試聴曲に選んだ人はヲレ以外にもいたんだろうか。
(コンプひどすぎて音が割れまくりでしたが)
■zionote
JAVS、SOtMといったPCオーディオ用のDACを中心に展示していましたが、ユニークさで
目を引いたのはその送り出し側であるPCの中身でした。
ちょっと写真がわかりづらいんですが、なんとコレ、オーディオ専用に作られたという
USBボードです。
確かに通常のオーディオで言えばここはインレットであり、電源コンセントでもある
部分なのですが(出力段でもあるのかな?)・・・そういう発想があったか。
更にその手前、丸いのが3×3で並んでいるのはHDD用電源フィルタ基板。
HDD由来のノイズをカットすることができるんだそうで、これはSSD用もありました。
これらUSBボード、HDD(SDD)用電源フィルタは単品販売も検討しているそうなので、
中の人曰く「お安めに」自分のPCに組み込むことも可能です。
ただ、どうしてもPCケースにある程度の空間が必要となるのでその辺はご注意を。
■その他
冒頭にも書いた通り、女性の参加者が以前にも増して多かったように思います。
また、お子さん連れの方も結構いらしたようです。
東京から遠い所にお住まいの方も、数え切れないくらい参加されていました。
気がつけばヘッドフォン祭も今年で3年目。
これまでの実績に加えて今回はラジオやフリーペーパーといった媒体での事前PRも
効果があったようで、本当に驚くくらいの参加者数でした。
少し前まで「一部のマニアの集まり」だったものが本当に「祭」になったような、
そんな気もします。
ほんの3年半前は、20人いるかいないかで始まったイベントだったのにね。
会場でお会いできなかった方、またお会いしたもののまともにご挨拶できなかった方、
大変失礼致しました。
次の機会もあるかと思いますが(あるよね?)、その際にはまた改めて。
しかし次はいったいどうなっちゃうんですかね?もう1フロアじゃ足りないッスよ?
なんてことをまたフジヤ店長氏に訊ねてみたところ、やっぱりニヤリと笑ってました。
とりあえずは勝手に期待しつつ、新しい情報を待つことにしましょうか。
最後となりましたが、主催であるフジヤエービックを始め出展者の方々、日本どころか
世界中から集まった参加者の方々、それからTwitterで祭に参加された方々。
皆様、大変お疲れ様でした。
そして、ありがとうございました。
タグ:オーディオイベント
2010-05-08 23:59
コメント(16)
トラックバック(0)
何とか休暇がとれたので、自分も参加しました。
まずはT1、HD800、Edition8と参加できずで聞けなかった
ヘッドフォンを試聴してました(目的でもありましたw)
T50pも何とか空いてきた時を狙って聞いてみましたが、低音に関しては同意見ですね。
(頭のサイズが小柄だとさらに影響受けそうな感じがします)
参加ブースが多くて、さすがに全部試聴出来ませんでしたが、
無事参加出来て良かったです。
参加された皆様、本当にお疲れ様でした。
ベイヤーブースで配布されていたCDは無事読み取りがOKでした><b
by karu (2010-05-09 08:56)
おつかれまでしたー
DASH1はそういえば聴くの忘れてたなぁ…
それにしてもどんどん大きくなイベントになってきてますよね
次は場所も変わるしもっと大規模なイベントになるのかも
by つきじ (2010-05-09 12:35)
お疲れさまでした。私の方はお昼すぎに2時間ほど立ち寄りましたが、
大盛況でしたね。あと、客層が若い…。私のようなおっさんは場違いだ
なぁ、と。とはいえ、興味のあったところは一通り聴かせていただきま
した。
MBA-1Platinumはしゃけさんの書かれていたことが分かりました。
MBA-1Sとはこんなにも違うもんかね…。欲しい。T50pは長蛇の列
だったのでパスしました。耳乗せ型は苦手なのでたぶん買わないし。
FOSTEXのiPod一体型PHPAは今後の開発に期待、ということで盛大に
エールを送ってきました。10万円以下にはしたいとの事でしたね。他、
AntelopeのZODIAC+とか、今さら初試聴したEdition8とか、ささき
さんのところのHE-5LEとかは好印象でした。
(HE-5LEは外見と音のイメージが違って面食らいましたが。)
しかし、あの空間にあの人数だと、時間的な面でも周囲の音という
面でも、試聴には厳しいですね。次回以降は2日間開催にするか、
もっとキャパの大きい会場にするかしてもらえるといいなぁ、と。
by きいろ (2010-05-09 14:56)
祭り参加お疲れ様でした。
皆さんのTwitterを拝見して勝手に1人で気持ちだけ参加しておりました。
USTREAMを利用した生中継も見ていたのですが、確かにすごい人でディスプレイ前に座っている自分にも現場の熱気が伝わって来た気がしました。
by mist (2010-05-09 19:09)
お疲れさまでした!色々とお世話になりました!!
Skullcandy紹介していただき、本当にありがとうございます。
あれだけ清々しく楽しめる機種は初めてかもしれません(#^.^#)
FOSTEXブースは諸事情により見に行かなかったのですが
なかなか面白い感じだったのですね♪
by セラミック (2010-05-09 20:10)
>>karuさん
毎回つい目新しいモノばかりに気を取られてしまうんですがw日頃あまり
聴くことのできない製品を集中的に試すことの出来る場でもありますね。
T50pについては現段階では様子見、という感想が多かったようです。
ヘッドバンドの長さに余裕がある点はちょっと評価してもいいかな。
CD、問題ありませんでしたか。それはなによりでした。
うーん、やっぱりハズレ引いたのかあ…まあまたどこかで貰えるかな。
>>つきじさん
いやHD-1L持ってる人がわざわざ聴かなくてもいいと思いますよw>DASH1
むしろますますDAC積んだ意味がわからなくなるかも…。
インターシティの製品を買おうという人からああいうニーズはあるのか?
という疑問は正直浮かびましたね。安価で遊べる、という製品でもないし。
場所って…それ書いちゃっていいのかな?(^^;)
>>きいろさん
ああ、Platinum聴いちゃいましたかw
おそらくMBA-1Sユーザーはアレを聴くと全員その違いに愕然とするんじゃ
ないかなあ、と思います。なので今回は敢えて聴きませんでした(^^;)
勇気ある撤退と自分に言い聞かせてます…。
キャパに関しては展示・来場者ともにもう限界なのが今回はっきりしたので、
次回以降なんらかの対応があるでしょうね。
できればしっかり休憩所を確保してもらえるとありがたいなあw
by しゃけ (2010-05-10 03:00)
>>mistさん
ウチでヘッドホンイベントのTwitter実況を始めて今回で4回目になりますが、
ここ最近でやっぱりTwitterユーザーが増えてるんだなあ、と改めて思うくらい
あちらこちらでツイートしている方々が見受けられました。
ただ、現地にいるとそれらを読むことができないんですよねw
帰宅してから見ようとすると、遡って読めなかったりとまだまだ使いづらいなあ。
Ust中継、現地ではなかなか思うようにいかず大変だったようです。
それでも当日参加できない人や参加するかどうか迷っている人にとっては
面白いプレゼンのできる手段だと思います。
自分も個人的にUst中継してみようかな?と思ったんですが、いろいろ配慮しないと
いけない部分も多くて結局諦めました。
参加者の少ないイベントならやれるかなあ…?
>>セラミックさん
エントリークラスの製品ってついついスルーしてしまいますが、見方を変えれば
音質にこだわらないからこそ実現可能なコトがある、って感じでしょうか。
自分の場合、音質も追求したい部分はありますが、同時に使い勝手や面白さなんかも
あった方がより楽しめるよね、というスタンスなのです。
フォステクスブースは他のブースと違って、来場者からメーカーの方にガンガン
意見をぶつけている様子が印象的でした。
製品を試聴しての感想を聞いているメーカーは当然多いでしょうけど、これから先
どんな製品を作るべきか、ユーザーは何が欲しいのか、という意見の聞き方を
しているところってまだまだ珍しいですね。
by しゃけ (2010-05-10 03:01)
お疲れさまでした!
今回も独自の視点で書かれてるしゃけさんの記事は同じ祭に参加したのになるほど~とか思ってしまいますね。
どんどんヘッドホン界が盛り上がってきているのを少しずつ感じますね。
確かに中野サンプラザの会場では限界がきてますね。
Skullcandyはかなり気に入ったっぽいですね!
確かに音質ばかりを気にしてしまいますが、何より音楽を楽しむことが一番肝心だと思っているのでそんなアイディア製品も面白いですね。
twitterは楽しいんですが実際現地でそんなにチェック出来ないので難しいですね。細かく何回もつぶやける器用な人には感心してしまいます!
by 黄昏 (2010-05-10 05:04)
お疲れ様でした!
自分も言ったんですけど挨拶できなくて申し訳ないですm(_ _)m
次こそはしっかり挨拶できるようにがんばります!
>もうそういうの、やめません?
これには激しく同意ですね。
FOSTEXさんは意見の吸い上げしてくれるし、色々と話もしてくれるし、とても好感のもてるメーカーさんですよね。
是非がんばってもらいたいです。
by SAKURA (2010-05-10 15:37)
自分も2時過ぎまでウロウロしていたのですが会えませんでした。
やはりしゃけさんにはEVAホンをしてきて貰わないと発見しにくいのでは。
バランスポタアン+内部配線線材変更片だしフルバランスPRO900という変態ホン聴いてみて貰いたかったのですが、残念です。
次回の祭のキャパは赤くなって角がつくという噂が・・・
by たけ (2010-05-10 23:02)
CDの方なのですが、後々よく確認してみたらこちらの環境でも
音飛びの現象が起きていました。
しゃけさんの言うとおりの時間の位置で確認できたので間違いないと思います。
>もうそういうの、やめません?
自分も同意見ですね・・・
スカルキャンディのブースは結構じっくり見ていましたw
連投になってしまってすいません。
by karu (2010-05-10 23:28)
>>黄昏さん
ヘッドホン界だけでなく、ミツボシも是非盛り上げていきたいですw
スカルキャンディ、マニア層の受けは今ひとつだったようですが、今回激増した
女性の方なんかはかなり食いついてました。
意外なところではラディウスブースも。展示の上品さとスーツ姿の中の人効果!?
Twitter実況はiPhoneだからこそ可能ですね。以前ケータイでやってた時は
ちょっとした感想書くだけで嫌になってました。フリック入力すげえ。
もうちょいカメラの性能が良ければ、こうしてまとめる時ラクなんですけどね(^^;)
>>SAKURAさん
ウルトラゾーンの限定商法は「後出しジャンケン」が過ぎるなあと思ってます。
e7、e9で大成功したからといって、ただ外装を変えた程度のものを次々出されても
ユーザーはそんなものにほいほい飛びつくほど馬鹿じゃないんですけどね。
別に「高いから売れた」わけじゃないんですが…。
フォステクスのPHPAについてはいろいろ苦労も多いようです。
確かに現時点ではいろいろ注文をつけたくなってしまいますが、国内外含め
これまでどこも実現したことのない製品を形にしてきた、という点は素晴らしいと
思います。なので自分としてはこれからも応援していきたいのです。
>>たけさん
EVAホンですか?持ってないのでちょっと難しいですね(^^;)。
以前はイベントというといろんな機材を持って行ったものですが、最近は
あまり荷物を持たないようになりました。現地で誰かの借りればいいや、とw
次の開催、どうも某Watchにスッパ抜かれたそうでw
これで「次回は大阪で開催!」とかだったらかなり驚きでしたが・・・。
>>karuさん
あ、やっぱりダメでしたか。SAKURAさんのも同じ症状だったそうです。
タダで貰ってるので文句もないんですが、ちょっと残念。
by しゃけ (2010-05-11 00:53)
お疲れ様でした、
まさか外人のお友達がいるとは思わなかったです(笑)
by Chris (2010-05-11 09:43)
>>Chrisさん
いや慌てさせちゃってすいませんでしたw
たまたまお話していたタイミングで呼ばれたものでそのまま・・・。
最初の祭以来、毎回お会いするんですが面白い方ですよ。
by しゃけ (2010-05-11 21:15)
とにかく人が多かったですねえ!
ゆっくり話しをする時間も取れませんでした。
次回は青山ですか?どんな雰囲気になるのか楽しみです。
by Sulcata (2010-05-11 22:29)
>>Sulcataさん
流石に現地で腰を落ち着けて…というのは無理でしたね(^^;)。
適度なところで引き上げて、どこか場所を移しての方がいいようです。
場所変わるみたいですねえwただそうなるとミツボシが遠ざかる(;´д⊂
by しゃけ (2010-05-12 01:15)