e10、聴いてきました。【edition10 ワールドプレミア発表会】 [ヘッドホン]
いつもの中野を離れ、青山の地で開催された『edition10 ワールドプレミア発表会』に
参加してきました。
以前にも書きましたが、edition10はウルトラゾーン社のハイエンドモデルヘッドホン・
editionシリーズ初の開放型ヘッドホンとなります。
今回は事前情報がまったくない状態で(開催直前にTwitterで文字のみの情報はあり)、
その形状、音質、そして一番気になる価格はどうなるのかなど謎だらけのスタート。
それらが公開された時の反応もいろいろ分かれる、興味深い発表会となりました。
写真はedition10を真横から見た様子。個人的には平成ライダーっぽいなと。
まずはedition10のプレゼンに先立ち、ウルトラゾーンのCEOを始めとする関係者が次々と
スクリーンに登場し、どれだけe10に気合いが入っているかを力説するVTRが。
これがまたiなんとかの紹介ビデオにそっくり。
「今まで体験したことのない高音質が手に入るんだ。そう、edition10ならね」
※実際にこんなこと言ってたかどうかは不明です
残念ながら字幕等がなかったため細かい内容はわかりませんでしたが・・・。
個人的には広島弁で吹き替えして欲しかったところです(参考)。
その後、司会のDJ TARO氏の進行でウルトラゾーンのCEO、COO、タイムロードK社長が
壇上に上がりedition10のプレゼン開始。
そこで明らかにされた情報としては以下の通りです。
・edition10は限定生産。台数は2010年にちなみ全世界で2010台。
・開放型ヘッドホンで本革のイヤパッド採用は世界初。(注1)
・ハウジングのデザインコンセプトは「自然」。蝶をイメージしている。
・40mmチタンドライバは新規開発。ケーブルについても新規に用意した。(注2)
・ケーブルは99%OFCにシルバーコーティング。アラミド皮膜で覆いクセがつきにくい。
・バランス仕様に対応可能。改造はタイムロードで対応する。
・イヤパッドに本革を使ったのは快適さと丈夫さを考えると他に選択肢がなかったから。
・開放型のeditionシリーズはずっと出したかった。リクエストも多かった。
・ウッドの収納ケースとスタンド付属。スタンドはハウジング同様ゼブラウッド仕様。
・価格は税込294000円(税別280000円)。2010年10月20日発売予定。
(注1:後日、タイムロードから「世界初は誤り」と訂正が入りました)
(注2:ドライバは正確には「マイラーにチタンをメッキしたもの」とのこと)
等々、細かい話まで拾い上げればきりがありませんが、e10の特徴としてはこんな具合。
やはり一番会場の反応が大きかったのは、価格が発表された時でした。
edition9の定価は税込241500円(税別230000円)で実売18~19万円というあたりから、
なんとなく実売価格の予想もつくような気もしますが、やはり「いい値段するな」と
いうのが正直な感想。
実際、その場に居合わせた方からも「予想より上の価格設定だった」という声が多く
ありましたが、中には「意外と安くしてきたと思った」という方もいたりして。
さて、プレゼンのあとは実機による試聴タイム。
実機を手に取ってみると、かなり軽いことに驚きました。
資料によると本体重量は282gとのことですが、ヘッドバンドが細身なこともあってか
持った時の感覚はちょっと拍子抜けするくらい軽く感じます。
e8のヘッドバンドを流用?という感じもしますが、少なくとも例のOEMのバンドよりは
はるかにマシでしょう。
開放型であることを示すハウジングのスリットは、edition10にちなんでか10本。
付属のスタンド。
ハウジングのウッド部と統一性を持たせたデザインになっています。
なんとなくIKEAあたりに置いてありそうな気もするけど。
が・・・これ、実際にe10を置いてみるとわかるんですが、ヘッドバンドを縮めないと
ちゃんとセットすることができません。ちょっと使い勝手の面では難ありかと。
ケーブルは謳い文句の通り、太いながらクセのつきにくそうな柔らかめの出来。
着脱はできないタイプなので、バランス改造に関してはタイムロードの対応を待つか、
MOON AUDIO等のディーラー改造品に期待するか、リスク覚悟でちょっきんするか。
なお、タイムロードによる改造については詳細不明です。
e9のようにケーブル自体も交換してしまうのか?費用はまた8万円くらいしちゃうのか?
そのあたりも興味が尽きない部分です。
また、同じく付属予定の収納ケースは見ることができませんでしたが、正直に言えば
「ケースもスタンドもいらないのでその分安くできない?」という気も。
例えば自分の場合、HD650やHD800、e9など立派な収納ケースがついてきたヘッドホンを
いくつか持っていますが、そのどれもケースに入れてはいません。
e9などはバランス化したら収納不可になってしまいましたし・・・。
これまで付属してきたケースで唯一使っているのはDT880PROのソフトケースくらい。
いかにも贅沢そうなケースよりも、実際持ち運びに便利なケースをつけてくれた方が
よっぽどユーザーにとってはありがたいんですけどねえ。
見た目の話はこれくらいにして、肝心の音はどうかというと。
e10の試聴機は5台あり、それぞれ異なるプレイヤーやヘッドホンアンプが用意されて
いましたが、時間の都合上そのうち2台での試聴となりました。
試聴機①:McAUDI M-51(DAC)+McAUDI M-81(ヘッドホンアンプ)
試聴機②:GLASSTONE MY-D3000(DAC)+Intercity MSA-1S(ヘッドホンアンプ)
※CDプレイヤーはともにCHORD CODA
まず、この2環境で聴いてみてよくわかりましたが、e10はかなり上流の影響を受ける
ヘッドホンだと思います。
最初にMcAUDIのセットで聴いた時には、それらに加えて「中低域の密度の薄さ」が
気になりました。悪く言えばスカスカ。
MSA-1Sのセットで聴くとそれは多少改善されました。が、今度は逆に音場が一回り狭く。
機器のマッチングとしてはかなり難しいような印象でした。
どちらの機器でも共通して感じたのは「高域のキツさ・荒さ」と「音の分離感の良さ」。
それと「低域の弱さ」といった部分でしょうか。
高域の問題に関しては試聴機がまだまだエージング不足というのもあるかと思います。
音の分離感はなかなかですが、S-Logicによる前方定位が気になる人もいるかも。
低域の弱さについては、開放型であるが故に仕方ない部分かも知れません。
ただ、それ以上にこのe10を「e7/9の流れを汲んだヘッドホンである」と思い込んで
しまっているせいかなあ、とちょっと考えたり。
しゃけは持ち合わせていないので思いつきませんでしたが、e8ユーザーの方によれば
「e8の延長線上にある音」という印象だったそうです。
ちなみにしゃけ個人は「ウルトラゾーンのPROシリーズ上位版」という印象。
どうしてもeditionシリーズはe7/9の印象が強く、「低域の沈み込み」とか「深み」が
注目されがちです。
(これは他の方にも聞いたので、しゃけ一人の印象ではないと思うのですが・・・)
ただ、このe10に関してはそれらの印象とは別の方向性を目指したヘッドホンである、と
いうことなんでしょう。
考えてみれば当然なんですけどね。同じベクトルの製品を作るならわざわざ開放型に
する必要性もない訳で・・・。
とはいえ、はっきり言ってしまうと良くも悪くも
「ウルトラゾーンの開放型ヘッドホンの最上位モデル」
という予想そのままの音、ということになるのではないかと思います。
あとは上流とのマッチング。ここが上手くはまると面白いでしょうね。
限定2010台、と聞くと多いような気もしますが、最近は中国からの引き合いも強いようで
日本で確保できる数はかなり少なくなるのではないか、という予想もあるそうです。
タイムロード発表によれば、edition9は2年で国内完売(500台+α)。
さあ、このedition10は果たして!?
参加してきました。
以前にも書きましたが、edition10はウルトラゾーン社のハイエンドモデルヘッドホン・
editionシリーズ初の開放型ヘッドホンとなります。
今回は事前情報がまったくない状態で(開催直前にTwitterで文字のみの情報はあり)、
その形状、音質、そして一番気になる価格はどうなるのかなど謎だらけのスタート。
それらが公開された時の反応もいろいろ分かれる、興味深い発表会となりました。
写真はedition10を真横から見た様子。個人的には平成ライダーっぽいなと。
まずはedition10のプレゼンに先立ち、ウルトラゾーンのCEOを始めとする関係者が次々と
スクリーンに登場し、どれだけe10に気合いが入っているかを力説するVTRが。
これがまたiなんとかの紹介ビデオにそっくり。
「今まで体験したことのない高音質が手に入るんだ。そう、edition10ならね」
※実際にこんなこと言ってたかどうかは不明です
残念ながら字幕等がなかったため細かい内容はわかりませんでしたが・・・。
個人的には広島弁で吹き替えして欲しかったところです(参考)。
その後、司会のDJ TARO氏の進行でウルトラゾーンのCEO、COO、タイムロードK社長が
壇上に上がりedition10のプレゼン開始。
そこで明らかにされた情報としては以下の通りです。
・edition10は限定生産。台数は2010年にちなみ全世界で2010台。
・
・ハウジングのデザインコンセプトは「自然」。蝶をイメージしている。
・40mmチタンドライバは新規開発。ケーブルについても新規に用意した。(注2)
・ケーブルは99%OFCにシルバーコーティング。アラミド皮膜で覆いクセがつきにくい。
・バランス仕様に対応可能。改造はタイムロードで対応する。
・イヤパッドに本革を使ったのは快適さと丈夫さを考えると他に選択肢がなかったから。
・開放型のeditionシリーズはずっと出したかった。リクエストも多かった。
・ウッドの収納ケースとスタンド付属。スタンドはハウジング同様ゼブラウッド仕様。
・価格は税込294000円(税別280000円)。2010年10月20日発売予定。
(注1:後日、タイムロードから「世界初は誤り」と訂正が入りました)
(注2:ドライバは正確には「マイラーにチタンをメッキしたもの」とのこと)
等々、細かい話まで拾い上げればきりがありませんが、e10の特徴としてはこんな具合。
やはり一番会場の反応が大きかったのは、価格が発表された時でした。
edition9の定価は税込241500円(税別230000円)で実売18~19万円というあたりから、
なんとなく実売価格の予想もつくような気もしますが、やはり「いい値段するな」と
いうのが正直な感想。
実際、その場に居合わせた方からも「予想より上の価格設定だった」という声が多く
ありましたが、中には「意外と安くしてきたと思った」という方もいたりして。
さて、プレゼンのあとは実機による試聴タイム。
実機を手に取ってみると、かなり軽いことに驚きました。
資料によると本体重量は282gとのことですが、ヘッドバンドが細身なこともあってか
持った時の感覚はちょっと拍子抜けするくらい軽く感じます。
e8のヘッドバンドを流用?という感じもしますが、少なくとも例のOEMのバンドよりは
はるかにマシでしょう。
開放型であることを示すハウジングのスリットは、edition10にちなんでか10本。
付属のスタンド。
ハウジングのウッド部と統一性を持たせたデザインになっています。
なんとなくIKEAあたりに置いてありそうな気もするけど。
が・・・これ、実際にe10を置いてみるとわかるんですが、ヘッドバンドを縮めないと
ちゃんとセットすることができません。ちょっと使い勝手の面では難ありかと。
ケーブルは謳い文句の通り、太いながらクセのつきにくそうな柔らかめの出来。
着脱はできないタイプなので、バランス改造に関してはタイムロードの対応を待つか、
MOON AUDIO等のディーラー改造品に期待するか、リスク覚悟でちょっきんするか。
なお、タイムロードによる改造については詳細不明です。
e9のようにケーブル自体も交換してしまうのか?費用はまた8万円くらいしちゃうのか?
そのあたりも興味が尽きない部分です。
また、同じく付属予定の収納ケースは見ることができませんでしたが、正直に言えば
「ケースもスタンドもいらないのでその分安くできない?」という気も。
例えば自分の場合、HD650やHD800、e9など立派な収納ケースがついてきたヘッドホンを
いくつか持っていますが、そのどれもケースに入れてはいません。
e9などはバランス化したら収納不可になってしまいましたし・・・。
これまで付属してきたケースで唯一使っているのはDT880PROのソフトケースくらい。
いかにも贅沢そうなケースよりも、実際持ち運びに便利なケースをつけてくれた方が
よっぽどユーザーにとってはありがたいんですけどねえ。
見た目の話はこれくらいにして、肝心の音はどうかというと。
e10の試聴機は5台あり、それぞれ異なるプレイヤーやヘッドホンアンプが用意されて
いましたが、時間の都合上そのうち2台での試聴となりました。
試聴機①:McAUDI M-51(DAC)+McAUDI M-81(ヘッドホンアンプ)
試聴機②:GLASSTONE MY-D3000(DAC)+Intercity MSA-1S(ヘッドホンアンプ)
※CDプレイヤーはともにCHORD CODA
まず、この2環境で聴いてみてよくわかりましたが、e10はかなり上流の影響を受ける
ヘッドホンだと思います。
最初にMcAUDIのセットで聴いた時には、それらに加えて「中低域の密度の薄さ」が
気になりました。悪く言えばスカスカ。
MSA-1Sのセットで聴くとそれは多少改善されました。が、今度は逆に音場が一回り狭く。
機器のマッチングとしてはかなり難しいような印象でした。
どちらの機器でも共通して感じたのは「高域のキツさ・荒さ」と「音の分離感の良さ」。
それと「低域の弱さ」といった部分でしょうか。
高域の問題に関しては試聴機がまだまだエージング不足というのもあるかと思います。
音の分離感はなかなかですが、S-Logicによる前方定位が気になる人もいるかも。
低域の弱さについては、開放型であるが故に仕方ない部分かも知れません。
ただ、それ以上にこのe10を「e7/9の流れを汲んだヘッドホンである」と思い込んで
しまっているせいかなあ、とちょっと考えたり。
しゃけは持ち合わせていないので思いつきませんでしたが、e8ユーザーの方によれば
「e8の延長線上にある音」という印象だったそうです。
ちなみにしゃけ個人は「ウルトラゾーンのPROシリーズ上位版」という印象。
どうしてもeditionシリーズはe7/9の印象が強く、「低域の沈み込み」とか「深み」が
注目されがちです。
(これは他の方にも聞いたので、しゃけ一人の印象ではないと思うのですが・・・)
ただ、このe10に関してはそれらの印象とは別の方向性を目指したヘッドホンである、と
いうことなんでしょう。
考えてみれば当然なんですけどね。同じベクトルの製品を作るならわざわざ開放型に
する必要性もない訳で・・・。
とはいえ、はっきり言ってしまうと良くも悪くも
「ウルトラゾーンの開放型ヘッドホンの最上位モデル」
という予想そのままの音、ということになるのではないかと思います。
あとは上流とのマッチング。ここが上手くはまると面白いでしょうね。
限定2010台、と聞くと多いような気もしますが、最近は中国からの引き合いも強いようで
日本で確保できる数はかなり少なくなるのではないか、という予想もあるそうです。
タイムロード発表によれば、edition9は2年で国内完売(500台+α)。
さあ、このedition10は果たして!?
タグ:オーディオイベント
2010-08-01 23:01
コメント(16)
トラックバック(0)
つまり邪な心で写真を撮っているのは私一人だってことが
よく分かりました(´・ω・`)
by Chris (2010-08-01 23:12)
暑い中お疲れ様でした。
早速読応えのある雰囲気たっぷりの内容で楽しませて頂きました
聴ける機会があれば聴いてみたいです。
by しぐなす (2010-08-01 23:34)
お疲れさまです。
editionシリーズの開放型、と言うよりもウルトラゾーンの最高峰開放型
と言うことで、なるほど、と思いました。個人的には残念ですが^^;
by セラミック (2010-08-01 23:35)
いかん…
ヘッドホン記事なのにも関わらず広島弁に大爆笑してしまいました。
わしらのつくったこのエディション10がどれだけ革新的かっていうことなんよ。ほんまこれ最高じゃわ。
何か違うなぁ(突っ込みどころが違い過ぎる…
by mist (2010-08-02 01:10)
広島弁のは面白かったですw
IKEA笑いましたが、確かにバンド伸ばしたままで使えないですね。
これ気が付きませんでした。
ケースって、どうせ大きいの造るんだから、マトリョーシカみたいに外側は大きく豪華に造って、内側に持ち運びに便利なケースを入れるってのはどうかな?と思ったり笑
色々と面白い指摘の多い文章で楽しませて頂きました。
by SAKURA (2010-08-02 04:22)
思ってたよりは高いですな…
HD800やT1と競う価格帯よりは売値は少し上になりそうですね
限定効果があっても限定2010台ですからね
ちょっと限定価値を高めるには多いかも?
by つきじ (2010-08-02 17:25)
>>Chrisさん
エントリの1枚目の写真にどんなのを選ぶかでわかるものがあるよね、うん。
>>しぐなすさん
いや暑かったですねえ。
コンビニでポカリ買っていったんですが、発表会が始まる前にカラにorz
おそらくはこの日登場した5台が日本各地のショップに飛んでいくことに
なるんじゃないかと思います。とりあえず3店は想像がつきますが…w
秋のヘッドホン祭の前に聴く機会があるといいですね。
>>セラミックさん
中の人曰く、editionシリーズの条件は「本革を使うこと」らしいので
別に低音が出ようが出まいがそんなのは重要じゃない、ってことでしょうかw
e9が今も人気を集めているので、その系統を期待する人も多かったんでしょうけど。
by しゃけ (2010-08-02 18:50)
>>mistさん
あの動画はあの人達によくぞ広島弁をあてた!と感心するコトしきりです。
あれが他の地方の言葉では全然面白くなかったでしょうねえ。
しかし公式でああいう映像を作れるあたり、ウルトラゾーンのフットワークは
予想外に軽いようです。アレ他の国の発表会でも使うのかな…。
>>SAKURAさん
写真に撮ろうとスタンドにかけてみて「あれ?」と気がつきました。
意外と置いたときの収まりは良かったのでちょっと残念。
ケースについては友人から
「こんな高いモノ、普通は持ち運ぶという発想自体しない」
と指摘されました。そう言われるとそうなのかな?
>>つきじさん
価格は発表の瞬間、某氏と「高ぇ!」と声に出してしまいましたw
実売で20万以下だろう、というのが大方の予想だったようで。
今回、ヘタをすると日本に入ってくる数はe9以下になるんじゃないかという
心配もあったりなかったり…。
中国、今すっごい景気良いですからねえ。アキバ歩いてると結構驚きます。
by しゃけ (2010-08-02 18:50)
自分もあの後暑さで死にました。(と言いながらあの後フジヤに顔出した)
店長の話によると、ハウジングはプラにメッキでは無く金属らしいです。(未確定)
by たけ (2010-08-02 23:01)
>>たけさん
あの暑さに加えて青山という地でガンガンに感じるアウェー感・・・w
自分は早々に新宿に逃げてしまいました。
パーツ単位で考えるとe7/9よりも格段にコストかかってますよね。
それを考えるとこの価格設定も仕方ないのかなあ、という気もします。
by しゃけ (2010-08-03 00:14)
開放型ヘッドホンで本革のイヤパッド採用は世界初ってあるけど
QUALIA010やMDR-SA5000をゾネは知らないのかな。
by TAPPINO (2010-08-03 07:44)
>>TAPPINOさん
この件、当日も「あれ、STAXとかは?」とちょっと話題になったんですが
そう言うからには何か判断基準があるんだろう、と思ってました(^^;)。
翌日タイムロードから訂正が入っていたので、エントリに反映しておきます。
ご指摘ありがとうございました。
by しゃけ (2010-08-03 10:32)
ED10のレポートありがとうございます。
正に予想通り..................これでED9高値取引は決定かと。
大変念なのがEd8の延長線上の製品であって本当のフラグシップ開発
でない点。(ドライバは除く)
そんなことやっているから某イギリスメーカにゲリラSLをされてそっちの方が
むしろインパクトが強かったP5。こっちの方が圧倒的に支持されるでしょう。
値段的とQOL的には。と勝手に妄想中です。
誰かED9よりここが優れているというインプレないですか?でないと相当
痛い製品かと.....。今回も見送ります。
by PIPI (2010-08-03 11:15)
>>PIPIさん
エントリ中にも書いたんですが、editionシリーズ=e7/9の音、と考えていると
確かに今回、期待と違うモノだったかも知れません。
ただ、PROシリーズのような開放型が好きだという方も多いので、今回のアプローチが
必ずしも間違っているということにはならないんじゃないかなあ、と思います。
e8も当初はかなりいろいろ言われた製品ですが、その後着実にユーザーが増えている
ように見えますし。
e9より優れている点・・・まだまだエージングが足らないので難しいところですが
低域が主張しない分、1音1音のクリアさは上回っているかなあという印象です。
あとは装着感ですかね。特にヘッドバンド部の当たり具合は比較にならないかと。
by しゃけ (2010-08-03 17:23)
しゃけさん!追加情報もありがとう!大変参考になります!
開放型でのスペックということでは了解です。ただ、ED9を超える音がユーザ
から要求仕様でもあるのでその辺も考慮するべきだったかと。その価格をつけ
るのであればですが。ただ、ご指摘の開放型の低域が自然!?なので
混変調な状が起きないのかクリアさが上回っているというのは貴重な情報
です! それと、シルバーケーブルということで高域にキラキラ感はのって
いましたか?ここもチェックしたいポイントです。
ED9の時はエージング無しでも音の感動がすぐにきましたがED10ではその
ような声が残念ながら一つも聞こえてこない。やっぱハイエンドなら感動を!
最重要コンセプトでないと!(私の妄想)
ということでまずは音を試聴してからジャッジします。
by PIPI (2010-08-03 19:58)
>>PIPIさん
「e9とは違う音」という要求もまたアリ、というところでしょうね。
(もちろんそれなりの水準であることは絶対条件ですが・・・)
低域に関しては個人的に自然というよりも弱いと感じました。
ただ、ここに関しては上流でかなり印象が変わるので、他の機器との
組み合わせも試してみたいところです。
高域は現段階ではキラキラというよりジャキジャキに荒れてます。
ここは少々時間を必要とする部分かと。
この日の5台はすでに日本を離れたようですが、早めに試聴の機会が
あるといいですね。
by しゃけ (2010-08-04 02:11)