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さらば愛しき名プレイヤーよ。 [iPod]
ここ数年、Appleの新製品発表会が行われるとその直後に必ずやっていたことが
ありまして。
それは「Appleのサイトを開いてiPodのラインナップを確認する」ということ。
というのも、もうかれこれ5年ほど新機種も出なければマイナーチェンジも
図られない"iPod classic"がどうなったのか、という確認のためでした。
そして今日未明。
とうとう、iPodのラインナップからclassic、つまりハードディスクを使用した
大容量モデルが姿を消してしまいました。
ついでにいうと、iPhoneのラインナップからも4Sが消えてしまったそうで、
ついに30pinのDockを搭載したApple製品が絶滅したことになります。
個人的にも、以前からカセットテープやCDのポータブルプレイヤーは使って
いましたが、やっぱり本格的にポータブルオーディオというジャンルを楽しむ
きっかけになったのはiPod(第3世代)でした。
今でこそすっかりAKシリーズユーザーになってしまいましたが、iPodの持つ
他製品とは比べものにならない大容量のおかげで「手持ちの音源を丸ごと
外に持ち出す」ことが可能になったこと、30pin Dockから手軽にラインアウトが
取れることによって”ポータブルアンプと組み合わせる楽しさ”を知ったこと、
それらを話題の中心とすることで、いろんな方と出会ったり、会話したりと
いう機会が増えたことなど、今もこうやって日常的に楽しんでいるポータブル
オーディオの世界は、この素晴らしいプレイヤーのおかげでここまで大きく、
広くなったのだと思います。
今まで本当にありがとう。長い間お疲れ様でした。
ありまして。
それは「Appleのサイトを開いてiPodのラインナップを確認する」ということ。
というのも、もうかれこれ5年ほど新機種も出なければマイナーチェンジも
図られない"iPod classic"がどうなったのか、という確認のためでした。
そして今日未明。
syake0302あああああ!iPodのラインナップからClassicきえてる!!!!! http://t.co/fszAlQNjJg09/10 04:06
とうとう、iPodのラインナップからclassic、つまりハードディスクを使用した
大容量モデルが姿を消してしまいました。
ついでにいうと、iPhoneのラインナップからも4Sが消えてしまったそうで、
ついに30pinのDockを搭載したApple製品が絶滅したことになります。
個人的にも、以前からカセットテープやCDのポータブルプレイヤーは使って
いましたが、やっぱり本格的にポータブルオーディオというジャンルを楽しむ
きっかけになったのはiPod(第3世代)でした。
今でこそすっかりAKシリーズユーザーになってしまいましたが、iPodの持つ
他製品とは比べものにならない大容量のおかげで「手持ちの音源を丸ごと
外に持ち出す」ことが可能になったこと、30pin Dockから手軽にラインアウトが
取れることによって”ポータブルアンプと組み合わせる楽しさ”を知ったこと、
それらを話題の中心とすることで、いろんな方と出会ったり、会話したりと
いう機会が増えたことなど、今もこうやって日常的に楽しんでいるポータブル
オーディオの世界は、この素晴らしいプレイヤーのおかげでここまで大きく、
広くなったのだと思います。
今まで本当にありがとう。長い間お疲れ様でした。
孤高のシングルプレイヤー。【iriver Astell&Kern AK240】 [音楽プレイヤー]
正直な話、最初にその価格を知った時はドン引きでした。
え、それって受け入れられるの?と。
AK100の登場が2012年の10月。
上位機種であるAK120の発売は2013年6月。
そして2014年2月、AKシリーズの新型フラグシップ機・AK240がリリース。
たった16ヶ月で、ついでにいうと1998年に世界初のMP3プレイヤー「mpman」が
発売されてから16年目にして、ポータブルオーディオプレイヤーというカテゴリは
ついにこんなところまで来てしまいました。長生きはするもんだね。
AK240についてスペック面をこれまでのAK100/120と比べると、
・AndroidベースのカスタマイズOS(AK100/120はLinuxベース)
・バランス出力専用端子(4極・2.5mm)搭載
・内蔵メモリが256GBになった(AK100は32GB、AK120は64/128GB)
・SDXC対応microSDカードスロットが1基に(AK100/120は2基)
・DSD128のネイティブ再生に対応(AK100/120はDSD64のPCM変換再生まで)
・無線LAN搭載(AK100/120は非搭載)
・DACチップがシーラスロジック製CS4398×2基に
(AK100/120はWolfson製WM8740を1基/2基搭載)
というあたりが大きな違いかと。
今回は上記の差異が使い勝手にどう影響するかという点から、使い始めてから
4ヶ月ほど経過した時点での感想をまとめてみたいと思います。
・・・とはいえ、実はまだ確かめられていない機能もあるんですが(^^;)
え、それって受け入れられるの?と。
AK100の登場が2012年の10月。
上位機種であるAK120の発売は2013年6月。
そして2014年2月、AKシリーズの新型フラグシップ機・AK240がリリース。
たった16ヶ月で、ついでにいうと1998年に世界初のMP3プレイヤー「mpman」が
発売されてから16年目にして、ポータブルオーディオプレイヤーというカテゴリは
ついにこんなところまで来てしまいました。長生きはするもんだね。
AK240についてスペック面をこれまでのAK100/120と比べると、
・AndroidベースのカスタマイズOS(AK100/120はLinuxベース)
・バランス出力専用端子(4極・2.5mm)搭載
・内蔵メモリが256GBになった(AK100は32GB、AK120は64/128GB)
・SDXC対応microSDカードスロットが1基に(AK100/120は2基)
・DSD128のネイティブ再生に対応(AK100/120はDSD64のPCM変換再生まで)
・無線LAN搭載(AK100/120は非搭載)
・DACチップがシーラスロジック製CS4398×2基に
(AK100/120はWolfson製WM8740を1基/2基搭載)
というあたりが大きな違いかと。
今回は上記の差異が使い勝手にどう影響するかという点から、使い始めてから
4ヶ月ほど経過した時点での感想をまとめてみたいと思います。
・・・とはいえ、実はまだ確かめられていない機能もあるんですが(^^;)
進撃のシングルプレイヤー。【iriver Astell&Kern AK120】 [音楽プレイヤー]
新年明けましておめでとうございます。
今年もこのブログは忘れた頃に更新されることかと思われますが、引き続き
よろしくお願い致します。
若干エントリタイトルの時期をハズしてる気も…まあそれはそれで。
早いもので発売からすでに半年ほど経過してしまいましたが、ここにきて急速に
「ハイレゾ」が盛り上がりつつあるようなので、その辺も交えて。
iriver Astell&Kern AK120。AKシリーズのフラグシップモデルです。
AKシリーズも100を筆頭にカラバリやらAK100MkIIやらとだいぶ賑やかになって
きました。
AK100との主な差異はというと、
・ヘッドホン端子の出力インピーダンスが3Ωになった(AK100は22Ω)
・内蔵メモリが64GBになった(AK100は32GB)
・SDXC規格(最大2TB)のmicroSDカードに対応(AK100は最大32GBのSDHC規格対応)
・DACチップ(WM8740)をL/Rそれぞれにひとつずつ、計2基搭載(AK100は1基)
・192kHz/32bit(Float・Integer)再生可能 ※24bitにダウンコンバート
というところです。…あれ、結構あるな。
(microSDカードは非公式ながらAK100でも64GBが使えたりしますけど)
当初はこの他にUIが違っていたりUSB-DAC機能が使えたりDSD再生可能だったりと
いうのもあったんですが、恐ろしいことにAK100の方がそれらに対応しちゃった!
ということで差異がぐっと縮まってしまいました。
以前書いたようにAK100を持っていて、更に各種改造までしてしまっている状況で
その上AK120まで必要なのか?と思わなくもなかったのですが、これがまた実際に
聴いてみたらかなりのレベルアップだったのです。
今年もこのブログは忘れた頃に更新されることかと思われますが、引き続き
よろしくお願い致します。
若干エントリタイトルの時期をハズしてる気も…まあそれはそれで。
早いもので発売からすでに半年ほど経過してしまいましたが、ここにきて急速に
「ハイレゾ」が盛り上がりつつあるようなので、その辺も交えて。
iriver Astell&Kern AK120。AKシリーズのフラグシップモデルです。
AKシリーズも100を筆頭にカラバリやらAK100MkIIやらとだいぶ賑やかになって
きました。
AK100との主な差異はというと、
・ヘッドホン端子の出力インピーダンスが3Ωになった(AK100は22Ω)
・内蔵メモリが64GBになった(AK100は32GB)
・SDXC規格(最大2TB)のmicroSDカードに対応(AK100は最大32GBのSDHC規格対応)
・DACチップ(WM8740)をL/Rそれぞれにひとつずつ、計2基搭載(AK100は1基)
・192kHz/32bit(Float・Integer)再生可能 ※24bitにダウンコンバート
というところです。…あれ、結構あるな。
(microSDカードは非公式ながらAK100でも64GBが使えたりしますけど)
当初はこの他にUIが違っていたりUSB-DAC機能が使えたりDSD再生可能だったりと
いうのもあったんですが、恐ろしいことにAK100の方がそれらに対応しちゃった!
ということで差異がぐっと縮まってしまいました。
以前書いたようにAK100を持っていて、更に各種改造までしてしまっている状況で
その上AK120まで必要なのか?と思わなくもなかったのですが、これがまた実際に
聴いてみたらかなりのレベルアップだったのです。
以下、上記AK100との差異に触れながらAK120についてつらつらと。
みよニッポンのものづくり。【音茶楽 Flat4-玄(KURO)】 [ヘッドホン]
日頃使うプレイヤーが充実してきたら、やっぱり音の出口もそれなりに新しいのを
欲しくなるのが人情というもの。
ということで、以前から気になっていたシリーズの最新作を入手しました。
音茶楽『Flat4-玄(KURO)』。Flat4シリーズとしては粋(SUI)、楓(KAEDE)に続く
第3弾ということになります。
ハウジングにドライバーを”向かい合わせ”にセットしてチューブで繋ぐ、という
製品そのものだけでなく、メーカー自身そもそもお茶のお店だったり、店主兼
開発者の方が元ソニーで個性ありまくりな製品を出していた経歴の持ち主だったりと
ユニーク極まりないイヤホンです。
欲しくなるのが人情というもの。
ということで、以前から気になっていたシリーズの最新作を入手しました。
音茶楽『Flat4-玄(KURO)』。Flat4シリーズとしては粋(SUI)、楓(KAEDE)に続く
第3弾ということになります。
ハウジングにドライバーを”向かい合わせ”にセットしてチューブで繋ぐ、という
製品そのものだけでなく、メーカー自身そもそもお茶のお店だったり、店主兼
開発者の方が元ソニーで個性ありまくりな製品を出していた経歴の持ち主だったりと
ユニーク極まりないイヤホンです。
転生のシングルプレイヤー。【武蔵音研 AK100改】 [音楽プレイヤー]
気がつくと3つ目のAK100エントリですが、それだけ遊び甲斐のあるプレイヤーだと
いうことで、ひとつまたおつきあいいただければと。
「AK100を改造すると音が更に良くなるらしい」という話を聞いたのが2月の初旬。
iPodの改造品”iMod”で有名なRed Wine Audioによる”RWAK100”がそれで、
具体的には「AK100出力段の22Ω抵抗をバイパスする」という改造とのこと。
最初のエントリでも書きましたが、AK100の欠点のひとつとして感じていたのが
「若干パワーが足りないかな」という点だったので、なるほどそりゃ効果ありそう、
とかなり気になる改造サービスだったんですが、価格面や発送手続き等々いろいろ
面倒で動き出せずにいました。
が。
3月初旬、超弩級ポータブルアンプ”fi.Q”の武蔵音研がAK100改造に乗り出した、
という話が。
しかもRWAK100にはない改造ポイントまで付加して、改造費も2/3程度。
当然ながら保証がなくなるわけではありますが、思い切ってお願いしてみました。
これがAK100改。といっても外見上はまったく何も変わってません。
改造もハードの中身のみなので、例えばファームウェアのアップデートなどは
オリジナルAK100同様、何の問題もなく適用可能です。
(将来どうなるかはわかりませんが、まあ大丈夫じゃないかなあ)
刺さっているケーブルが今回の改造の目玉、ともいうべきポイントなんですが、
それについては後述。
いうことで、ひとつまたおつきあいいただければと。
「AK100を改造すると音が更に良くなるらしい」という話を聞いたのが2月の初旬。
iPodの改造品”iMod”で有名なRed Wine Audioによる”RWAK100”がそれで、
具体的には「AK100出力段の22Ω抵抗をバイパスする」という改造とのこと。
最初のエントリでも書きましたが、AK100の欠点のひとつとして感じていたのが
「若干パワーが足りないかな」という点だったので、なるほどそりゃ効果ありそう、
とかなり気になる改造サービスだったんですが、価格面や発送手続き等々いろいろ
面倒で動き出せずにいました。
が。
3月初旬、超弩級ポータブルアンプ”fi.Q”の武蔵音研がAK100改造に乗り出した、
という話が。
しかもRWAK100にはない改造ポイントまで付加して、改造費も2/3程度。
当然ながら保証がなくなるわけではありますが、思い切ってお願いしてみました。
これがAK100改。といっても外見上はまったく何も変わってません。
改造もハードの中身のみなので、例えばファームウェアのアップデートなどは
オリジナルAK100同様、何の問題もなく適用可能です。
(将来どうなるかはわかりませんが、まあ大丈夫じゃないかなあ)
刺さっているケーブルが今回の改造の目玉、ともいうべきポイントなんですが、
それについては後述。
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